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M&A,PMI,不動産

不動産事業承継のリーディングカンパニーにおけるPMIポジション

株式会社Livenup Group

共同代表取締役社長
玉川暁郎(37)

募集職種:M&A、専門職
勤務地:東京都港区

  • 株式会社Livenup Group

  • 東京都

  • 〜1200万円

玉川社長と弊社担当者とのつながり

TOKYO PRO Market上場の不動産会社である同社は、
"「不動産 × 事業承継 × 価値共創」を経営のテーマとして、
グループ企業と共に非連続的な成長を実現し、業界に携わる全ての人や企業が、
潜在的な可能性を最大限に発揮できる社会を実現する。"をミッションに掲げ、
戸建、賃貸マンションの設計・開発・管理事業を展開する株式会社luxscapeと
売買仲介、賃貸管理、賃貸仲介を展開する株式会社Footworkの経営管理、
事業承継、収益不動産投資事業をされています。

同社とのつながりは、ヘッドハンターとして活動する中で、前代表の
松山原佑さんと元々お付き合いがあり、定期的にコミュニケーションさせていただくなかで
「採用について手伝って欲しい」とご依頼をいただいたことが始まりです。
玉川様とは24年7月に代表に就任されたときからのお付き合いで、
同社の魅力やどんな方と働きたいかなどお話をお伺いしました。

魅力、強み、特徴

―Livenup Groupの特徴やビジョンについてお聞かせください
「不動産×事業承継×価値創造」というコンセプトのもと、
不動産業界に特化した事業承継を推進しています。
日本全体で後継者不足が深刻化する中、不動産業界は経営者の平均年齢が全業界の中でも
トップクラスに高く、事業承継が大きな社会課題になっています。
そこで、私たちはこの課題解決とビジネスチャンスを両立する形で事業を展開しています。

—不動産業界の事業承継のニーズ、市場の規模感はどれくらいでしょうか
全国の不動産会社の数はコンビニより多いと言われており、その多くが中小企業です。
特に従業員5名未満の企業が多数を占めており、家族経営の不動産会社も珍しくありません。
そのため、事業承継のニーズは非常に高いのが現状です。

—強みはどのような点にあるとお考えですか

M&Aや金融の知見を持つメンバーと不動産事業に精通したメンバーが融合している点です。
不動産業界には事業承継に強い会社が少なく、また、金融業界には不動産の実務に詳しい会社が
決して多くなく、両者を掛け合わせた当社のような企業は希少な存在だと考えています。


M&Aの進め方と成功のカギ

―実際にはM&Aはどのように進めていくのですか
私たちは現在、年間1~3件M&Aが実行できるように案件を進めています。
案件のソーシングは、今のところ専門業者からの紹介が中心ですが、
今後は自社での案件発掘も強化していきたいと考えています。

—案件の選定基準はありますか?
基本的には数億円規模の企業が対象ですが、事業譲渡による小規模案件も積極的に検討中です。
事業も不動産賃貸管理や仲介業に加え、リノベーションや家賃保証など
関連事業にも興味を持っています。
 

会社の課題、今後について

―現在の課題について教えてください
今後、M&Aをどんどん加速させるためには、PMI人材が必要なので、採用していきたいです。

―PMIの役割はどういったものですか
まずソーシングチームが買い手候補先を探してきます。自社で仕入れた案件や専門業者からの
案件情報を初期的に分析、社内検討を経てソートし、具体的な案件検討に入ります。
投資検討時に立てるいわゆる100日計画からがPMI人材の役割ですね。


PMIポジションの魅力、やりがい

―玉川さんがPMIチームを統括されているわけですが、魅力は何ですか
デスクトップでは全然出てこないような課題に対して向き合って、
自分の力で解決できるところが大きな魅力ですね。
具体的なエピソードを1つお話すると、現在はグループ入りしている部門のお話ですが、
事業承継する前は、採算が厳しい状況が続いていた部があり、
「最悪、事業部をクローズしなければならない」ことも覚悟していました。
実際に事業承継をすると、初年度からその事業が急成長し、今の会社の成長を牽引しています。
仮説としては、良い方向に外れました。一方で、好調だと予想していた事業が
実は課題を抱えていたということもあります。
そういった事態も想定し、承継前に100日計画を作成し、様々なパターンを検討しています。
その企業にしっかりと向き合い、考え抜くことが大切だと思っています。

―急成長されたトリガーって何だったのですか
営業部署ですが、今まで勘と経験で営業をしていました。
歴年で蓄積してきたその能力も代えがたい財産ですが、それのみで戦うのは難しくて、
いかに定量化するか、PDCAを回すかを仕組み化して現場にしっかりと浸透させました。
そうすると経験豊富な方の動き方が変化して、数字が上がってきました。

PMIにはステップが3つあると思っています。
まず、1つ目が知ること。何が課題で、どこに成長の種があるのか。
現場にディープダイブし、自分も現場に出で現状の把握に努めます。
例えばクレームで取引が切れたお客様にアポイントを取り、
「うちの会社何がダメでしたか」みたいなダメ出しをインタビューし、
その中で課題を発見し、従業員と一緒に解消していきます。
2つ目が仕組化。問題を可視化して改善を促していける、
PDCAを回していける体制やマインドを醸成していきます。
3つ目は、自走できるようにすること。
この3段階で考えています。PMI人材ではなく、プロパーの方が活躍し、昇格していただき
会社の業績を上げていくのが会社にとっても社員にとってもメリットがあると思っており、
そこを目指していきたいですね。

―M&Aのチーム体制や雰囲気、カルチャーについて教えてください
平均年齢は30歳前半で、わたしは上から数えたほうが早いです。
みなさん中途入社でさまざまな業界、事業会社から専門性を持って入社する方ばかりです。
雰囲気は非常にオープンかつフラットですね。
あまり年齢とか関係なく上下関係も全くないです、どうすればグループの企業価値を
高められるかの議論が率直にできる関係性です。

―新しくジョインされてもオンボーディングしやすそうですね
はい。みなさん非常にスムーズに入社いただき活躍しています。
やるべきことを自分で見つけて、取りに行き、解決していく、
プロアクティブな姿勢の方が多いですね。

―どういった方と一緒に働きたいですか
よく課題解決能力と言われますが、その前の「課題発見能力」も重要だと考えています。
当然なのですが、中小企業には大企業に比べて多くの課題があります。
それらは成長の種とも言えます。
まずは、いかにそれを多く見つけることができるかから始まります。
データの可視化だけでなく、顧客や社員との会話、現場に出て自分の手も
動かしてみることなどから発見することも多く、それらを積極的にできる方だと
非常に頼もしいですね。
ご面談の中でもそういったエピソードがある方はぜひお伺いしたいです。
経験者は、チームの改善や課題を発見し解決をした経験がある方とご一緒したいですね。

ご覧のみなさまへ

―最後に一言お願いします
M&A経験がなくても、不動産業界での経験がある方や、営業成績を上げてきた方であれば、
十分に活躍できる環境です。
不動産業界の事業承継は、社会的意義が大きく、非常にやりがいのある仕事です。
新しいキャリアに挑戦したい方、私たちとともにこの業界を変えていきたい方のご応募をお待ちしています!


玉川社長は今年、個人的な目標の1つとしてSNSでの発信を予定されているそうです。
早速アカウントを開設されたとのことなので、わたしも楽しみにしています。
玉川社長、貴重なお時間ありがとうございました!